生活復興感を
“下げ留める要因”は何か?

Data.11:生活復興感が低い被災者はどのようなタイプか?」にある通り、最も生活復興感が低かった被災者層(− −タイプ)では、全体として見ると「人と人とのつながり」の要素が少ない傾向にありました。つまり、生活復興感と「人と人とのつながり」には明確な関連性があるということですが、この65名の【− −】タイプの被災者の間でも、経年変化に個人差があることがわかりました。
 
【− −】タイプの人たちの個人差を細かく比べてみると、「震災後の転居回数」が少ないほど、住んでいる「まちのイベント参加の回数」が多いほど、そして現在住んでいる「まちの住民相互の付き合い」が多いほど、復興感は2003年から05年にかけて上昇傾向に転じる人が特徴的に見られました。
 
震災による影響が一番色濃く表れた【− −】タイプの被災者の間でも、復興感の推移は年齢や職業、性別といった属性だけでなく、「人と人とのつながり」という操作可能な要因によって左右されていたのです。

POINT

  • 「震災後の転居回数」が多く、「まちのイベント参加」の度合いが低く、
    住んでいる「まちの住民相互の付き合い」の程度が低いと
    生活復興感を“下げ留める要因”となる

Data.12

[震災後の転居の有無と地域・近所との関わり]

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